介護現場でのニーズ急上昇
高齢化社会にもと老人ホームをはじめとする介護施設や高齢者施設が近年、増加傾向にあり、それに伴い看護師の求人も増えてきています。
介護施設では、高齢者の介助がメインとなる施設から、医師が常駐し医療ケアが必要となる施設まで様々です。
医師がいない現場では、看護師が医療専門家として適切で迅速な判断を要求されてくるので責任は重くなりますが、今まで培った看護経験があれば十分対応できます。
また、老人ホームによっては夜勤が発生することもあるので事前にしっかり確認しておくようにしましょう。
デイサービスは自分の時間を優先しながら勤務可能
夜勤なし、残業なし、また年齢に関係なく需要がある転職先として、デイサービスの求人が最近増加しています。
デイサービスでの看護師さんのお仕事は、日中に福祉施設へ訪れる高齢者のお世話をすることがメインとなります。
医療行為よりも、食事・入浴の介助や医師に指示に基づいたリハビリのサポートなどを行います。
デイサービスなので、夕方には高齢者の方も帰宅するため残業や夜勤などが発生せず、家庭や自分の時間を大切にすることができると、求職者の方も増えています。
施設は全国に2万箇所以上あるデイサービスは、今後より看護師さんのニーズが高まってくる職場と言えるでしょう。
介護関連の資格を取得すると有利
介護施設やデイサービスでは、看護師さんでも主な仕事は日常生活の補助・介助がメインとなります。
したがって、看護経験や知識は役に立ちますが、病院勤務に比べると医療行為はさほどありません。
もし、高齢者の施設で転職を考えている場合は、介護関連の資格を持っていると待遇や選択肢が広がります。
実際に看護師さんでも介護ヘルパーなどの資格を取得して活躍している人がたくさんいらっしゃいます。
これからどんどん高齢化社会になっていくので、介護関連の資格や経験は将来のキャリア形成に有利でしょう。