大学病院・総合病院

大学病院や総合病院は、最新の医療設備や高度な医療技術が行われているため、専門性の高い医療知識や技術を身につけたい看護師さんに最適な職場環境です。

また、多くの症例に触れるだけでなく、研修や勉強会などが充実しているので座学と実学の両方でキャリアアップを目指せます。

他の医療機関に比べても年収は変わりませんが、24時間看護が必要となるため夜勤・残業ありの業務内容で、精神的・肉体的にハードな職場です。

それでも、非常に高いレベルの知識や専門スキルを習得できるため、転職先として希望する看護師さんはたくさんいます。

おすすめとしては、自分の学びたい専門分野に強い大学病院・総合病院を事前にリサーチし転職候補としておくことです。

転職サイトであれば、専門分野に強い医療機関を紹介してくれますし、ナースではたらこのように自分から逆指名することも可能です。

総合病院は、比較的幅広い世代の看護師さんを募集していますが、大学病院などは新卒採用などで若い看護師さんの募集を行っているケースが多いようです。

しかし、看護師不足などの問題から人員補充のため中途採用を行っている病院もあります。

そのため、中途採用の案件はたくさんあるとは言えず、またキャリアアップを目指して大学病院を希望する看護師さんが多いため、人気の高い転職先となっています。

競争率が高いため、非公開求人としている看護師転職サイトも多いので、まずは登録して案件があるか確認してみると良いでしょう。

また、大規模総合病院なども、大学病院と同じく高度な医療設備と医療行為を行っているので、そちらも候補としておくと良いでしょう。

国立大学付属病院や市民病院などは、看護師も公務員として勤務することになるため、雇用の安定性から人気の高い職場となっています。

国立大学は平成16年4月1日に国立大学法人に移行されましたが、現在も看護師は公務員に準ずる法的な義務や制裁を負う者として公務員制度を踏襲しています。

公務員として勤務すると給与はそれほど高くはないものの、福利厚生の充実や年金、退職金などが民間の医療機関に比べて整備されています。

採用は不定期の募集であることが多く、競争率の高い求人となるため個人で案件を探して応募するよりも、看護師転職サイトを利用したほうが効率良いです。