40代以上でも看護師は転職可能
通常、ベテランと周囲から言われる40代の転職は非常に難しいとされていますが、看護業界では若い世代ほど選択肢は多くないものの転職することは可能です。
長年同じ病院でずっと働いてきた看護師さんは、転職によって人間関係を一から始める必要がでてきたり、収入が下がる可能性もあったりするので転職を考えない人も多くいらっしゃるようです。
しかし、看護師として20年近くの経験があり、今まで培ってきた豊富な知識と技術は病院にとって即戦力となるので魅力的です。
また、最近では介護施設や高齢者施設などの現場では、少ない人数で看護業務を行う必要があるので知識と技術が豊富な看護師さんは重宝されています。
ベテラン看護師さんで転職に興味がある場合は、看護業界の雇用事情に精通している看護師専門の転職サイトで一度相談してみることをおすすめします。
人を育てるスキルが必要になってきます
ベテラン看護師に必要とされるのは知識や技術もそうですが、後身の指導者としての能力が求められます。
自分の仕事をちゃんとこなすだけでなく、若い看護師さんに看護技術や仕事の流れを教えてあげなくてはなりません。
そのためにも、コミュニケーション能力やスタッフをまとめる能力なども必要になってきます。
と言っても難しく考える必要はなく、自分が教わったように後身に対しても寛大な気持ちで指導し、後輩から信頼される看護師になってください。
人を育てる大変さや喜びを感じることで、看護業務とはまた別のやりがいを感じることができるとの声をよく聞きます。
40代看護師の年収相場
看護師の平均年収は471万円ですが、40代のベテラン看護師の平均年収は530万円程度となっています。
さらに、看護師長や部長など管理職になれば役職手当が支給されるため、病院の規模や地域にもよりますが、年収600万~700万円ほどもらえるようです。
ベテラン看護師さんなら経験や知識も豊富なので、しっかりとその部分は評価し、経験や実力に見合う収入が欲しいと思っている人は多いようです。
自分の収入は適正なのか疑問に思う看護師さんは、看護roo!などでは看護師さんの給与明細を公開しているので一度チェックしてみてはどうでしょうか。